しろあり・・・

隣家から大量発生したシロアリ(マンション)。
大工事を始めてから、うちを挟んで反対側も見つかったとのことで、急遽右隣のおうちの業者さんに見積もりを取ってもらうことになりました。

マンション側の希望で、全部の工事が終わってから始めるという事だったのですが、
私が木曜日か金曜日帰ってくると、母が『月曜日から始める』と言い出しました。

まあ、ココらへんからおかしいなとは思ったのです。

両隣の工事が終わってからはじゃなかったのかと聞くと、『大丈夫になった』というのです。

本当かなと思いつつ、マンションがよいと言っているからいいのかなと、工事は始まりました。

そして最初の一週間。工事初めてすぐに、マンションの管理組合の人がやってきました。

マンションの住民から苦情が来ているから車両を移動させてくれと。
移動先は、マンション裏の喫茶店のオーナーが持っている駐車場を無料で借りれるから。
他の工事もそうやってきたし、何回も借りてる。娘さんは(私のこと)昔そこでバイトもしてたし、問題ないよね。

・・・・。
えええーー!
駐車場を無料で借りてくれって、私が言いに行くの!?
しかも、マンションの管理組合がOKだしたのに、マンションから苦情が来たから こっちに被せてくるという・・・。

駐車場は土地持ちのオーナーが貸しているもので、たまたま借りている人がいないからとのことらしいのですが、向こうは客商売でご近所さん。裏のマンションから言われたら、『いや、あれは賃貸物なのでお金は払ってください』とはいいずらいだろう。

しかも私が言ったら絶対無料になってしまう。

嫌だー嫌だー!!!

と姉sに愚痴をこぼすも、ぐだぐだ言ってないで 行け! 考えても仕方ない

との事。

そういう問題じゃないんだけど・・・・。

図書館から帰ってきてご飯を買って、走って閉店間際の喫茶店に滑り込み
お金は払うから!!とは言ったのですが、結局無料でお貸しいただくことに・・・。

はあ・・・・・。

そして工事三日目。

床下の廃材がすごいので、これを撤去しなくてはいけない。
そして、最初に見積もったものではなく、全部変えなくてはできないと言われ、
母が金額も聞かずに『全部取り替えをお願いします』といったのです。

四日目はもともとのお休みであけて五日目・土曜日。

午前7時半に『本日うかがいますが・・・』とメールが母にあり、母は朝寝ているので返信をせず、
時間に合わせて私が八時に起きてくると、

『今日は来ないって』とテレビの前に座る母。

え! なんで!

聞くと、理由は特にいわずに『急遽これなくなりました』との連絡が最初のメール後に入ってきたそうだ。

いやいや、なんで?

そんなことがあった次の月曜日。
朝来た業者さんは『これ追加の見積書です』と渡してきたそう。
全取替え分の追加費用とのことで、金額はなんと 40万!

当初、床下に入って確認した見積もりは49万でした。
うちは母も退職し年金もそんなになく、私も正社員ではないので そんなに出せないと。

すると業者さんは40万でそこそこの工事をすると了承してくれたと聞いていました。

そんなうちに対して、追加料金40万!!!

倍!! ええええええーーーーーー!!!

どういうこと!

特に金額結構掛かるとも言われてなかったので、母もさすがに想定外だったと。

うちの母はとに角お金に弱くて、弱いのを知っているのに改善できない。

良く言えば無頓着、悪く言えば無計画。そして不相応。

どうして金額を聞かずに、依頼してしまったのか・・・・。

そんなになると思わなかった、というのですが、こちらの過失でもあります。

しかも、当初の49万も払うと言ってしまっているらしく、総額89万!!!

どこにそんなお金あるの!!

保険もなく年金も生活費を割ってしまう金額なのに、最近の母は退職後に

知り合いの絵を5万で買いたい(結局ご好意で無料で頂いた)とか

六本木までジャズのライブに行く

同級生と暑気払いでお寿司のランチとカラオケ・・・。

ああ・・・文句ばかりになってしまった・・・。

退職後に年金額も知らないというから、貯金もほんの少ししかないし、お金の計算をシミュレーションしたほうがいいといったのですが、

今はそんなこと考えたくない! と逆切れされてしまいました・・・。

彼女が貯金がないのは、海外旅行が趣味だったというところもあります。
お金を貯めて、贅沢ではないが海外へ行く。

それ自体は素敵です。

しかし、熟年離婚の彼女は、扶養者が受け取るはずの年金を受け取れず、
父は母の分を含めた額を受け取り続け、私がその話しをしてもいつも曖昧に濁して終わってしまいます。

つまり、キリギリス的人生なのです。

母はその世代では裕福なおうちに育ちました。

私も姉sも貧乏な割りにお金を掛けてもらった教育をさせてもらいました。

しかし!社会人になり数年。

貯金という概念がまったく無かった私は、ようやく世間とうちの考えに大きな隔たりがあることに気づきました。

上姉は堅実に育ちましたが、中姉は母と似た金銭感覚。

アラフォーでも貯金はゼロで給料は使い切る生活。

そして、今。

二人が家を出て、今回の出来事。

私もこの件に関わらなかったことに、とても悔やんでいます。

次の火曜日、明日に仕事を遅らせて業者さんと話し合いをしようと思います。

追加料金の40万は払えない、と母が言ったら
業者さんは、次の日『もう諦めました。金額はこちらで被るので全部やります』と言ったらしいのですが

テンションがとても低かったらしく、その前の晩に、母と私でうちうちで決めてあった80万でどうかという金額のことを業者さんに伝えてよいかというメールが何回も。

向こうの思うままに進んでしまっているのです。

そもそも、そんな額が出てしまう理由のひとつに、最初の見積もりがほぼ意味のない調査に基づいて行われたということ。

やってっみたら倍額になりそうです、というのは正直信用がとてもなくなりました。

人柄は聞いているとわるくない人なのかもしれませんが、良くも悪くも というか無意識か意識的にか
人を見ての再追加見積もり金額と思われます。

49万で渋った家に、40万追加を出すということは 支払い能力があると踏んでのことでしょう。

払え無そうな家に倍の見積もりを出しても、損をするだけですから。

そして、個人だからかは分かりませんが、HPがない。
さがしても出てこない・・・・。

リフォームをやっているらしいのですが、HPも電話登録もないって怪しい・・・・。

でももう工事は終盤。。。。

はあーーーーー。

重い・・・