記憶力はいいほうです。
会話・場所は結構覚えています。
そのときかいだ匂いから幼稚園前の感情、会話、思い出など
忘れまいとしたわけではないのですが、覚えています。
果ては外出中に、家に居る母・姉から、家の中の探し物の依頼がきて
答えられてしまうがっかりな記憶まで。
それいらんだろう的な。
本や小説を読むと、その内容が頭の中で絵や映画に変換されるので
読んだ内容の雰囲気が記憶と混じってしまうことも。
ただし、それは人間以外に関することのみに発動する。
こう考えると、いかに無意識に自分が人間に興味がないのかと
恐ろしく思えます。
まず、顔を覚えない。
覚えようと思って相当頑張って、平均より少し遅いくらいで認識できるようになる。
名前。
まー覚えないようね。
努力してるんだけど、海馬がきっと、ヒトに関するコトを聞くと
草でも食べてるんじゃないかと思う。
休憩時間だなと。
最近も、会社に入ったヒトに引継ぎをしなければならないのに、
いった傍から違う名前で覚えてしまっている。
木本さんを早川さんと勘違いしてしまうのだ。
どこもかすらない名前だけど、なんとなくそれっぽい=普通にいそうな名前だから
これでいっかと海馬が草を食べながら海を見つめてのんびりしているのだろう。
おかげで木本さんを呼ぶたびに、「は・・・・、木本さんが」と言ってしまう。
さすがにこれは2,3日で治ったけど。
この前のセミナー6日間。一番仲良く喋っていた子が最終日欠席で、
他のヒトに、
『来てないあのこ、名前出てこないけど、どうしたんだっけ?』
と聞かれ、
あ、名前なんだったっけ?あれ?確か”お”がついたような・・・・
あれ?えーーーっと
『あ、岡本さんでしたっけね、名前!』
と息巻いて答えた物の、彼女の名字は岡沢さんでした。
一番喋ってたのに。ご飯食べようまで言ってたのに。向こうは名前で呼んでくれてるのに・・・。
反省です。
挙句にいらない情報と判断したうちの海馬は
セミナーの終了後、主催者側が定期的に集会的なものをカフェでやるのですが、
その話をしていて、
『ああ、あのゆずカフェですよねー!』
といったものの、
あんずカフェでした。
自分ではいらないと思ったものを無意識に捨ててしまうこの記憶力。
我ながらやるなと思います。
それなのに、ホントどーでもいい記憶はあるんだよなー。
みんなが忘れていくのが不思議でしょうがない。