カンタベリー

パソコンが壊れ気味を原因にずいぶん更新していなかったので、一気に。
まず5月18日。
 
ナショナルエキスプレスのバスでカンタベリーへ。&近くのチラム村へ。
これがコーチ(長距離バス)初旅なのでちょっと緊張。
 
朝早く起きて、ヴィクトリア駅へ。
ヴィクトリア・コーチステーションが分からず迷子になり、街の清掃のおじさんに聞いて、
ようやくコーチへ到着。
ちなみにトイレは有料30P。コノヤロー。
 
カンタベリーは小説で有名な宗教都市。
古くからの信仰の地。ロンドンからバスで確か1時間半くらい?うろ覚え。
 
イメージ 1
色んな年代の建築要素がちぐはぐにまざってるもので、あっさりしている右側とこってりしたかった左側で
ずいぶんと建物の雰囲気がかわります。
 
私のお気に入りは天井↑。
これが一番きれいだった気がする。
 
修道院として栄えたていたので、当時の人々が行き交いしていた回廊とかが残ってる。
 
大火にあったので、その際、壁だけ残ったところもそのまま教会の横に残ってる。
 
フランス人が多かったな。フランス人の子供達も修学旅行みたいな感じで多かった。
 
教会の隣に、小学校から高校までの寮+学校があり、
 
いかにもイギリスの学生です的なグレイのセーターとスカートに黒タイツ、
同じくセーターにストライプの線が入ったパンツをはいた
きちんとした格好の学生が大勢歩いてる。
 
ほーんとにいかにもイギリスの学生です!って雰囲気なんだよね。
 
分かるかなーこれ。
 
ちょっと育ちがよさそうな。
調べてみたら、世界最古の学校らしい。
 
 
大聖堂はそこまで感動もしないものです。
ただ建物があって、おおーすごいねといった感想。
 
廃墟の方が面白い景色でした。
いまだに当時の建物つかってるんだからすごい。
 
ちなみに、ここ有料だったんだけどフランス人観光客団体にまぎれて無料で入ってしまった。
 
でもみんなお金払ってた?日本のガイドブックには有料ってあったんだけど、
払ってそうな人見なかったんだよね。
 
 
教会を出て、アイスクリームを買う。この日、とっっっっても暑かった。夏日でしたな。五月で。雨よりいいけど。
 
ほかの小さな教会に行こうと思ったけどそこでも迷子になり断念。
 
街をてくてく歩いていくと綺麗な小川。
イメージ 2
ロンドンのテムズはもちろん透明ではないので、久しぶりにきれいな川をみて感動。
 
ここ川くだりもできます。ボートで。高いからやらないけど、とても綺麗。
 
鴨の親子がわいわいと水草の上でご飯を食べてました。
 
京都もそうだけど、宗教にかかわると水がきれいなのかなーと妄想。
 
少しのんびりしたあと、教会遺跡へ。
 
アウグスティヌスだっけ?その教会遺跡があります。もうほぼ壁の一部が現存とかそんなもん。
 
でもなかなか面白かった。
 
そこで持ってきたご飯を食べて、今度はすぐ近くのセント・マーティン教会へ。
 
ここは小さな教会で、周りを斜めになりかかったイギリスのお墓が囲み、木が暗い影で教会敷地に立ってる。
 
正直しり込みしました。
 
中に入ってみると、すごい暑い日だったのに、空気がとってもひんやり。
 
おおう!と思ってると、
Hello
 
の声が。
 
観光のため?におじいさんが一人教会の中で座ってました。
 
セーター着て。
 
おじいさんによると、イタリアからケント公(カンタベリー領主)に嫁いてきた王女様がつくって、
のちケント公も改宗したらしい。
 
次は近くの村へ行くつもりだったので、慌てて駅へ戻る。
 
バスへ乗りチラム村へ。
 
ここは中世の荘園の雰囲気が残っている村らしい。
 
往復のチケットをなんとか買って、イギリスの田舎町を疾走するバスで30分。
 
結構遠い。
 
しかも降りたら何もない。
 
あれ!?
 
チラム村の地図も観光本も何もない私。バス停で待っていた夫婦(観光客)に町の中心を聞いて歩いていく。
 
確かに少しお店が。
イメージ 3
ここで↑クリームティーを食べる。(スコーンと紅茶とクロテッドクリームとジャム)
 
量が多くて食べきれずお持ち帰り。味はそこまででもなかったなあ。
 
次は近くに湖があると聞いてたのでそこへ行きたい。
が、地図はない。湖もどこだか分からない。
 
無謀だ。ちょっとは調べてこいよと自分でも驚く。
 
犬の散歩をしているおばあちゃんに聞くと確かにあると。
地図は持ってないの?と聞かれた。
 
残念ですが。むしろ残念な私ですが。
 
地図を描いてもらい、湖へ。ちいさな沼でした。自然いっぱいの。
 
白鳥に威嚇された。カーーーッって言ってた。
 
すこしそこでぼんやりして、またカフェの辺りへ。
 
バスの時間が迫っていたので、写真を撮ってすぐバス停へ。
 
帰りのバスは隣に日本人の女の子二人。同じ観光本みてきたのかな。
 
羊の群れを見つつバスがカンタベリーへ戻る。
 
帰りの時間までまだあるので、例の小川で悩みにふける。
 
鴨の親子はもういませんでした。
 
川の水がきれいってそれだけでいいわねー。
 
この日はアーセナルとどこかの試合があり、勝利したらしく大学生が大声で歌っているのを目にしました。
若いなあ。
 
ロンドン行きのバスにようやくのり、仮眠。
 
ヴィクトリアに着いたのはかなり遅い時間でした。
 
初コーチ旅。
 
いい経験でした。
 
ロンドン以外久しぶりだったしね。