やっと観ました。ブレードランナー。
……ちょっと思ったんたけど、ハリソン・フォードって、上田(晋也)系なのかなー。
ホウレイ線が。
そんなに年だったんだろうか?
ま、置いといて。
衣装も建物も、雰囲気も凝っててやっぱりすごかったです。
建物、模様がねー。アパートとか。エジプトっぽいのか、ギリシャ…じゃないような。
とにかく、凝ってる。
ジャポニズムがよくよく入ってたのは、当時の日本イケイケ風潮の影響なのでしょうか?
舞子さんの映像や、三味線、演歌…。
その他諸々の異国情緒入り混じった不思議な世界観。
あっと思ったのが、ハリソン・フォード演じる主人公が寿司屋でラーメン(ちょっとおかしな設定ですが…(^_^A;))食べるとき、しっかり割り箸をこすってたこと。
分かるかなー、あれよ。左に片方、右にもう一方を持ち、ヤスリがけるようなやつ。
時々やる人いるよね。
なんでそんなの知ってんのか!ハリソン!もしくはリドリー・スコット!
そーなんですよねー。監督、リドリー・スコットなんですよ。
びっくり。
DVDジャケットに、リドリー・スコットが完全版制作! ってあったから、『好きだから(ブレードランナーを)編集し直したのかー』なんて思ってたら、本物のきゃんとくでした。
見終わって出演者のところを見ていたら、○○役;ダリル・ハンナ。
………えぇ~~~~ッッ!!!!!!
あの!?
全ッ然分かんなかった。だってレオタードだったし。
化粧ですごいことになってたし!!!
しかも、賞とか取ったらしいし!意外に出世作らしいし!
確かにすごい印象的ではあったんだけど、20年前だしな…。
作品としては、ETと同じ時期の公開でまったく振るわなかったらしい。
そりゃ、ETと一緒なら当時私が20歳でもET見るわ。
夢と友情あふれるハッピーエンドなんだから。
ブレードランナーの最後も、あれっ………系だしね。
原作とは随分違ってたけど、映画は映画で面白かったし。映画館でみたら迫力あってさぞ面白かっただろうなー。
今のアメリカ映画みたいに勧善懲悪でもないし。
なんだったか、ウィル・スミスが出てた、地球上に俺と犬だけ。あとは化け物だらけみたいなリメイク映画。
あれ、元の古い方の映画は『敵だと思って自分ヒーローで頑張っていたら、実は自分の方が…』みたいな感じらしいんですよね。
見てないけど。
最近、仮想敵対国を必ず定める発想からか、『俺、絶対正しい』が透けて見えて、イラッとするときが………。しばしば…。
完全に100%悪い人なんていないと思うんだよねー。
そして、一方の考えが正しくて、一方が間違っているなんて話は決してないと思う。
それにどんな人だって、おいしいおやつとか、トイレとかでは、アルファー波かベーダ波みたいなものが、出てるって!!!!
原因と結果ですよ!!!!
………あー、ひねくれた親父みたいな事言っちゃった…。
ヤダナア……。
まー、つまり、ブレードランナーは勧善懲悪じゃないぞーって話です。
そこは原作も一緒でした。
ちょっと切なくなるお話です。