2011-04-09 くまちゃんと光ちゃん83~84 甥っ子絵本 #絵本、児童文学 赤ちゃんは歌を聞いて泣きやんでいきました。 「僕もだっこしてもいいかな」と くまちゃんはお願いしてみました。 お母さんはにっこり笑うと、光というのよと言って 赤ちゃんをあずけました。 ひかりちゃん、とくまちゃんは話しかけてみました。 あたたかくて甘い匂いがします。 思ったより大きい光ちゃんに、 くまちゃんはしっかりしなきゃと思いました。 すると、光ちゃんは笑い声をあげて くまちゃんの顔にさわりました。 ちいさな手には生まれた喜びがいっぱいつまっていました。 そのとき、くまちゃんは大切なことに気がつきました。 そして、お母さんにいいました。 「僕、光ちゃんの家族になってもいいですか」