くまちゃんは町に戻ってきました。
もう船長を探す旅は終ってしまったのです。
何故なら船長はこの世界にいないからです。
くまちゃんと会うことはないのです。
せっかく買ったサンドイッチは少しもおいしくありません。
そのとき、何かがなく声が聞こえてきました。
ぎゃあぁ、うぎゃあ、うぎゃあぁ!
となりのベンチで赤ちゃんが泣いています。
くまちゃんは驚いてききました。
「どうしたの? なんで泣いてるの?」
「赤ちゃんはね、泣いたり笑ったりしてしゃべるのよ
なにか伝えたいことがあるのね。」
お母さんはゆっくりと赤ちゃんを揺さぶりながら
歌をうたいました。
※やっとここまで来ました。
ちなみに、82の絵柄は一番最初の1~6の絵の、6にあたります。