ロンドン寒い&イタリア旅行

どうしたんだ。春が来るのかと思ったら冬が来てる。
 
すっっっごく寒い。
 
おかしいな。あと四日で四月なのに。
 
家に帰ってきて恒例のおやつにお湯を沸かしていたら、なんとブレーカーが落ちてしまい、ハウスメイトさんと相談。大家さんを呼んでまつこと30分。
 
原因は私でした。すみません。本当に。
 
お湯が少ないのに沸かすと、電気ケトルの安全装置でブレーカーが落ちるらしい。
 
知らなかった・・・。
 
すごく寒いからお茶飲んでのんびりと思ってたのに。
 
寒くてご飯も作る気がなくて遅くなってしまった。もはや動きたくない。ベットで温まってようやく気合でご飯をつくり、食べてお風呂に入る。後は髪の毛を乾かすのと歯磨きだ。今日も早く寝よ。
 
イタリアは昨日の朝帰ってきました。三泊四日だけど格安航空券だから早朝深夜。空港に泊まりました。
イタリアの子が空港へ来てくれてそこから彼女の別荘へGO。
でも早朝6時半ロンドン発ミラノ着だから、前日夜中12時に空港へ着き椅子の上で仮眠。みんな寝てる。
意外に私は眠れました。
一日目は別荘周辺を散策。
北イタリアの湖で、対岸には山脈。アルプスに連なる山々。車で一時間でスイスだそう。
前にモンブランに行ったときに、頂上はどちらからでも来れると聞いたことがあった。
いいなあヨーロッパは。どこでも行きたい放題だよ。
 
ローマ時代の古城跡をぶらぶらしてアイスクリームを食べ、波止場でのんびり。
夜はピザをテイクアウト。
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英語だとテイクアウトじゃなくてテイクアウェイって言うんだよね。
テイクアウトってどこから来た言葉なのかな。アメリカ?
 
イタリアには古城がごろごろしてるから、そんなに珍しくない、つかちっとも珍しくないみたい。
『あ、あそこにあるのもお城なんだよ』的な感覚。
 
歴史と生きてる人々でした。ローマとかの時代だもんね。
 
二日目はベニス。
ベローナまで車で行って、そこから電車で一時間。
確かに島でした。
車は本当にないのね。警察もタクシーもボート。港にゆらゆら揺れて泊まってる。
 
海にTAXI の文字を見るのは奇妙な感覚でした。
ヨーグルトとフランボワーズ&ティラミスのアイスを食べたんだけど、とても美味しかった。
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ゴンドラは高くて乗れなかったんだけど、船乗りの客寄せで船頭さんが『ゴンドラゴンドラゴンドラゴンドラゴンドラゴンドラ』と呪文のようにつぶやいていたのに噴いてしまった。
 
やる気があるのか、どーでもいいのか分からん宣伝の仕方だった。
 
この日は夜がぎりぎりで、スーパーマーケットも開いているところを必死に探して滑り込み、ガソリンがなくなりかけ、挙句に路肩の敷石にタイヤをぶつけてハンドルが取られ、運転していたイタリアの友達はショックを受けていた。
 
結果、すべてぎりぎりOKだったので、ラッキーといえばラッキー。
 
そして三日目。
私一人、フィレンツェに行ってきました。
本当はクラスメートも一緒に行くはずだったんだけど、運賃が高いし行きたいのは私一人なので、無理しなくて大丈夫だからと告げ行ってきました。
これが一番わくわくしたかな。
朝、駅まで送ってもらって電車に乗り込む。プラットホームを聞いてOKだというのでベローナまで。
そこで乗り換えて今度はローマ方面フィレンツェへ。
イタリアの電光掲示板ってちょっと意味不明なんだよね。でもちゃんと乗れました。
ただ、乗車の席が5A。最初間違えて座ってて、違いますよと言われびっくりして席を探す。
この席はどこですかと聞くと『シンクエA?あっちだよ』と。
高校の半年だけフランス語をかじったのですが、フランス語だと5はシンコ。
イタリアとフランスは似ているので、5Aか!!と思い立ちようやく席を見つける。
 
イタリアのおばちゃん達はとにかくおしゃべりで、偶然隣り合った見知らぬ人々とまるで十年来の知己のように喋る。私は寝てました。イタリア語なんて分からない。
 
アラームで起きてフィレンツェで下車。
駅で地図を買うが、どこもフィレンツエらしくない。
 
あれ?もしや駅間違え・・・・てなかった。
迷いつつようやく中心街へ。
川沿いに進むとヴェッキオ橋が見えてきた。来た!ここか!
 
と、ウフツィ美術館に並ぶ。なんとここで一時間10分も外で待つ。
寒いし一人だし暇だし携帯は使えないし。
寒いのが一番きつかったな。雨とか降ってくるし。私のいるところは天井があったけど。
 
待って待ってようやく中へ。
天井がすごい。イタリア人は天井に絵を描くのが一般的だったらしい。
絵はそんなによくも悪くもなかったと思う。ティツィアーノがあったな。
待った割りに、時間も押してるので急いで次へ。
美術館で地下のトイレに行ったら、過去の時代の建造物が閲覧できるようになってました。
 
イタリアは本当に遺跡の上に建物を建てるんだなって確認。話には聞いていたが、実際見ると唖然とする。
遺跡がありすぎて構ってられないのかな。
 
次はドゥオーモへ行こうと思ってたんだけど、ヴェッキオ宮殿が隣なので、直行。
広場にはミケランジェロダビデの複製がどーんとあって、他にも彫刻が。
みんな写真を撮りまくってた。
 
ミケランジェロは複製だからか分からんが、私は彫刻はギリシャのが一番だなーと思いました。
ローマはなんか単調な感じがする。足の筋肉とか。性格の違いかな。淡々とした性格だったとか。
あ、ボッティチェリがありました。ビーナス誕生と春だっけ。有名なやつ。
 
確かに色調が少し違う。。。かな。
 
うっわーーーすっごーーーい
 
って感じにはなりませんでした。
 
むしろそれ、ヴェッキオ宮殿。
 
やっちゃいましたよヴェッキオ宮殿。
 
長くなりそうなので、いったん切ろう。明日続く。