三本の差し入れ

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今日は年末最後の現場バイトでした。
そして1月で辞める旨も伝えました。
三年近くお世話になりました。おかげで年金も税金も支払い終わり、家のローンも完済。あと1ヶ月あるけど、色んな人にお世話になりました。何度もお茶とお菓子を持ってきてくれたおばあちゃん。湯たんぽまで貸してくれて、涙したなあ。おじいちゃんと仲が良くて、肉まんまで買ってきてくれて……。
コーヒーを差し入れしてくれたりした方も。ケンタッキーをセットでくれた人も。
夏にはアイスクリームを頂いたり、現場監督さんから飲み物頂いたり。
あまりの暑さに、冷たいお茶を何度も持ってきてくれた人もいました。氷まで貰ってしまったっけ。
人情の深さをこれほど身にしみたバイトはなかったですね。
現場の大工さんは人情深い人がすごく多かったです。あれはどうしてなのでしょう。すごく救われました。
全然関係ない不動産のリフォームしていた棟梁さんが、少し話したり挨拶していたら、棟梁さんへの差し入れのバナナを頂いたり。
缶コーヒーもよく頂きました。
寒くて寒くて自分で耐えるしかなくて、平日も休日も仕事で家族には休めと言われ(心配してくれているのですが)、自分のお金をひたすら切り詰めて家のローンに貯め続ける日々。
辛かったなあ。
だから余計に人の優しさが嬉しかったです。人に優しくするっていうのは、受け取り手にも寄るとは思いますが、とっっても必要な事なんだなあと思いました。
いつかそういう人を見たら、私も何とかしなきゃって思いました。
今日はバイト先の営業さんからミルクティー、現場監督さんからココア、最後に大工さんからコーヒーを頂きました。
三本も!!!
缶コーヒーは17時頃頂いたので、カフェインが厳しい私はホカロン代わりにさせて頂きました。

それがあったかい~~!
膝下冷えてきてて抜き差しならなくなってきていたので本当助かった!!

先日は内装の大工さんに『もう俺帰るけど、このライト、ヒーター代わりに使う?あったかいよ』と死ぬほど嬉しい申し出が。
もう鼻血出してその勢いで火星まで飛んで行くかと思った。
しかもそのライトがチョーチョーあったかい!!!!
※写真のライトです。
会社ではこんがらがった糸が、こんなところではぶっとい熱く赤い糸で幸せにぐるぐる温めてくれるのです。

もう、この三年(実質)でうけた他人からの優しさは忘れないようにしよう。
忘れちゃいけないな。
人ってあまりにも非情に慣れるかと思いきや、とても自然に優しさを渡してくれる事がある。
それは、シンプルな程顕著な気がする。自分が何をやってどういう仕事をしているかしっかりと気が入っている人は優しい。
自分が兎に角会社に入って、何が正しいのか分からないけど取りあえず頑張ってるみたいな人は、時に他人に信じられない仕打ちをする。
この見解にあまり間違いはない気がする。
二つの世界を平日と休日で見ていた三年あまり。
良い事を学びました。私も間違えないように、頑張ります。
人間って如何様にも生きられる人生を自分の手に持っていて、どう判断し、衝撃を受けた時にどう考えるかは自分次第。それが一生に影響してくる。
まだまだこれから、いっぱい色んな事を考えて、頑張らなきゃなあと思います。