鳥の求愛行動

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動物園の孔雀がメスに一生懸命、求愛行動をしてたのを見てぼんやり思いました。

…人間も同じか…?と。

鳥は一般的に見て、オスの方が美しいです。お洒落です。

カモだってオスは綺麗な碧色の羽だし、雉だってオスの色はそりゃあ美しい。
孔雀は言わずもがなですが。

しっかりと装って、髪型も服装もばっちし。
靴も眉毛もOKで、ナンパに出掛ける訳です。
体を膨らまして大きくしてみたり、片羽づつバッサバッサ羽ばたいてダンスしてみたり。
二匹の師弟で徒党を組み、鳴き声とダンスを繰り返して、挙げ句に振られたり。

ハタオリドリなんかは、メスの為に必死で巣を作って選んでもらうのをソワソワ待ってる。

この心待ち気な感じ、好きですね。小さなハートが、フカフカの胸の中で若干早くトクトクしている雰囲気。

オスは『オレ、カッコいいぜ、できるやつだぜ! 一緒に子孫残そうぜっ!!』とアピール満々なのに、地道に観察しそんなオスをあっさり置き去りにする冷たさ…。

オイオイ…。

危機的状況に陥った時、本能的に男性は子孫を残そうとするらしいです。
死ぬ前に何とか次世代に…との思いでしょうか。
逆に、女性は子供を産もうと言う気持ちが後退するみたいです。
これも本能的に、この状況では子供が育たないと感知しているとか。

甥を見ていても感じましたが、男の子はとにかくよく走る!
走って走って電池が突然切れる。→寝る

女の子は自分の世界の境界を作ってその中で役割を決めたり、○○ごっこをして遊ぶ。

男尊女卑とか、男女平等とか、女性の社会進出とか色んな波がありましたが、この年になると実感します。
男性と女性はホントーーーーーーに違うんだな~と。

猫も鳩もそうですが、オスの方が骨が太く体が大きい。

人間だって男性の方が骨太。筋肉や身長を支えるから自然とそうなるのかもしれませんが。

男性はエネルギーが旺盛、何かしたいと言う力が多い。
感情直結型

女性はエネルギーが男性よりない分、安定型。計画型。悪く言えば狡猾、冷静。

話はもどりますが、鳥のオスが着飾って持てる技術の最善を尽くして、
『オレ、オレを見て!結婚しよっ!
こんな綺麗な羽だし体も大きいし!
きっとよい子孫が残せるぜっ!』とやっているのに

メスはじ~~~~っと横でそれを見つめて、興の乗ったオスダンスが佳境に入ってきたところで、羽ばたいていづこかへ…。
オスしょぼ~ん…とか、
何日もかけて巣を作り飾り付けまでしたのに、誰も選んでくれないとか。


この人で子育てできるのかしら、巣立ちまで面倒みれるのかしらと、メスは判断する訳ですねー。

これはすべての方に当てはまるとは限りませんが、ある知り合い(男)が言っていました。

男は顔で選んじゃうけど女の子は中身を見てくれるからいいよねーと。

多分、女性は無意識に『子育てがこの人と一緒にできるのかな』となるんじゃないのかなーと思います。

顔よりも安定や計画を考える。

でも、男性にとっては子孫を増やすこと自体が大切。
そのためには伴侶を得なくちゃいけない。

お洒落をして美しく!力を見せてカッコ良く!

先の友人の話ではないのですが、男性が女性に好みの顔や胸、脚、お尻(?)を求めるのは、次世代に生まれてくる子供達が将来その特徴(自分が良いと思う外見内面)を受け継げば、モテモテになってそのまた孫世代、曾孫世代へと子々孫々自分の血脈が繋がっていくのを遺伝子が知っているからじゃないかなーと思います。

女性なんてそこんとこまで特に考えないし、実際とことん平然としたもの。

前職の某女性誌を担当していた元編集長が言っていました。
『追い詰められたときは男性の方が弱い。』
何の事件を見てきたかは知りませんが、歴史上の著名な男性犯罪者は最後の最後に自分の罪を悔いて涙を流したそうですが、同じく歴史上の女性犯罪者は罪を悔いると言うより、ど~んとしていたそうです。

何ですかね。

これも男女の違いなのかなーと思いました。
なるほど…と納得…じゃないけど、そうねえ的なものは感じましたね。