八木重吉の

美しい 夢

という詩があって

やぶれたこの 窓から
ゆふぐれ 街なみいろづいた 木をみたよる

ひさしぶりに 美しい夢をみた

と言う内容なのですが、私が10年…経ったなあー六本木ヒルズで働いてた時、『人が店に入ってきたらとにかく声がけ接客当たり前』どころか、声がけしないと鬼の店長がものすごい圧力で文字通り鬼気迫ってくるなかで働いてた時に、昼休みに妙に詩ばかり読んでたんですよね。
つか病んでたんでしょうね。

立原道造とか、山之口獏とか八木重吉とか。まだ一人くらい名前がでてこない。

立ち読みでちらっと見てしまったのか、好きだった詩に

金色、猫、屋根の上 的なキーワードの詩があったんだけど、あの詩は誰の詩だったんだか未だに分からない。
金子光晴?もみたかなあ。

あの時は若くて社会でお金を自分で稼がなきゃいけない意味もそこまで分かってないまま働いてたな。

生きていくって本当に大変だ。生活と自分の毎日は意外にみっしり引っ付いててね。

みんな闘って我慢して楽しんでいるんだなあと思うと、大人ってすごいなあと思います。