23andme結果とアシュケナジム

今週、とうとう待ちに待った23andmeの結果が出ました。
なんと四月に頼んでいろいろあってもう6月下旬。
 
実は、最初の分は失敗したらしく、無料で23andmeに新しいものを送ってもらいました。
でもさー、イギリス経由だから送料はかかっちゃうんだよね。
 
まあ仕方ないとお金払って二回目のキットをやり次の日の朝、すぐさまオランダへ発送。
このオランダ発送料金は無料なの。先に23andmeが払ってくれているので、キットの箱をテープで補強して送るだけ。
そして待って待ってようやく!
 
結果からいうと、72%日本人。
24%アシュケナジム。 
南アジア系の2%
あとは、もう0%以下のアフリカ由来、オセアニア由来等々。
それが全部合わさって100%の私ができあがる。
 
2・7%ネアンデルタール人の遺伝子も受け継いでました!
 
ネアンデルタール人と現生人類は接点がないというのが、昔の定説でしたが
調べてみると全人類の大体がネアンデルタール人の遺伝子を持っていることが今は分かっているそうです。
 
ネアンデルタール人はヨーロッパから発生したらしいので、アフリカに住んでいる人たちはネアンデルタール人由来の遺伝子を受け継いでいる人は少ないらしいのですが、私も先祖の誰かがネアンデルタール人なのでしょう。
うふふ。
 
 
ちなみに私自身クォーターですが、こんなに綺麗に四分の一に遺伝子が分かれるんだなーと
ちょっと感激。
 
その通り!みたいな。
 
アシュケナジムというのは、ポーランドユダヤ人だそう。
 
ユダヤ人には2大血統があって、中東系のセフォルディムとヨーロッパ系のアシュケナジムがあるんだって。
 
地図でみると、ポーランドに色が着いてました。
 
23andmeでは、遺伝子的に共通事項をもつ人たちを結びつけてコンタクトが取れるようになっているのですが
1%以下の共通遺伝子を持つ人たちが、イギリスからモンゴル、アメリカ、ロシアまでごーろごろ。
 
ひいひいひい祖父母ぐらいからの遺伝子共通の1%ちょっとの人が一番近い人がいたので
メールでコンタクトを取ってみました。
 
私は祖父の名前も知らないので、新しい親戚がいたらとっても楽しい。
 
彼女もアシュケナジムだそうなので、先祖としては近いほうだけど一緒に探してみるとの返事がありました!
ただ、直近ではないので難しいかもとは・・・。
 
うちは、祖母がとてもしっかりした人で動乱の戦争を沖縄で生き抜いてきているのですが
いかんせん、祖父の名前はけっして明かさないそう。
 
忘れた、と言うんだそう。
 
彼女は頭が良く記憶力もとてもいいので、忘れたのではなく言いたくないんだろうとは思うのですが、
父や私としては、知りたいと思うのです。
 
知る権利があると思うのです。
例えそれがダメな祖父であったとしても、人間の根源的な欲求なのではと。
 
もれなく私も沖縄の血を継いでいるため、外見は濃いです。
まあ加えてユダヤ系の血もあるので、薄くは無い。例えヨーロッパ系だとしても。
 
でも子どもの頃から今に至るまで、『オキナワ』の差別と区別に紙一重の言葉は数多くあり
良くも悪くもそこはフューチャーされちゃうんですよね。
 
悪気があるなしではなく、日本人!と思っている人が多い日本では
異分子と考えられる人は少し居心地が悪いのです。
 
だから、今回のように少しでも分かると、根無しの海草みたいな気持ちだったのが
ちょっと自信がつきます。
 
まあ見つかるか、祖母が名前を明かしてくれるかは分からないのですが、
父には祖母にもう一度尋ねて貰うようお願いしました。
 
 
父は、四歳まで祖父がいた記憶あるらしく、
一緒に映画館に行った
名前はパパと呼んでたから、本名は分からない
ジョージという友達と一緒に週末に遊びに来た
普天間基地で働いていた
 
などと昨日話してくれました。
 
彼は一人息子なので、血の半分繋がった兄弟がいるかもと嬉しそうでした。
せめて従姉妹とかね。
 
私達も従姉妹が見つかるかもしれないし、そうしたら会いに行くかフェイスブックもあるし、メールもできる。
 
しかし、ドイツで迫害されたユダヤポーランド人が、沖縄に戦争で行き(おそらく戦時処理?)
旧敵対国の日本人との間に子どもを作る・・・・。
 
なんとも複雑。
 
どちらにしても、私は戦争がなければ生まれなかった子なのですよね・・・・。
とっても複雑です。
 
はあー