恋なオホホ

恋です!
恋っ。
 
そんな風景を見てしまいました。の帰り道。
はにかむ男子。微笑む女子。
 
ああああ羨ましい。
悔しいっ
 
恋かよっ!
お前ら恋してるのかよっっ
 
とそのまま電気屋さんにケーブルを買いに行きました。
 
どーせ私に来る新着メールなんて、電気屋さんで入った無料モバイルポイントのお知らせばかりです。
三連発もくるからイラっときました。
 
恋人達はなかよく歩いているっつーのに、
ストーブが8800円で売っている事に華やいでしまったのです。
なんつー落差でしょうか。
 
仕事や生活で四苦八苦している間にあっという間に30代。
私の恋の季節は終ってしまったのでしょうか。
そもそも20代にも恋の季節は・・・
 
今よりは多少あったか。
 
でも、人生盛り上がるといわれる20代に多少しかなかったものが、30代になって一気に加速するなんてこと、
ないのです。
努力もなんもしてない私には。
 
ああ~恋かー。
恋かよーとムックムクに着込んだ寒風吹きすさぶ土日のバイトで泣いています。
むしろそんなときには恋もへったくれもございません。
生存本能が危うい中で、恋の本能はすっとばします。
そんなピンクの空気は靴下の中のホッカイロも効かないな・・・なんて時にはどーでもいいのです。
 
仕事から帰ってきて豚バラ丼とお味噌汁作っちゃう自分が悲しい。
キャベツを可能な限り薄い千切りに挑戦しちゃうその真剣さがとても悲しい。
 
恋~~っ!
 
階段を下りながら、私は人間じゃないんだろうかと本当に思いました。
世の中どんな人でも恋をするのに、私ときたらなまずのように人を見てなるほどね、うんうんと納得して
いつまでもいつまでも独り身のまま変らない。
 
くっそ~~と思っていろいろ行動してみるも、
行動が間違っているのか
私が間違っているのか、
出会う人はどーも頭をかすらない人ばかり。
 
恋もしないくせに理想が高いんじゃ
といわれれば全くそのとおりなのかもしれません。
 
相手の悪いとこばかり目に付いてしまうのです。
当然私も悪いところはあるのですが、棚に上げて困ったもんです。
 
でも、どーにもイヤだ!と思ってしまうと、もう本当にイヤになってしまう。
 
まあ自業自得ともいいますが。
これは確かに本当。
 
恋がしたいのに、少しでも可能性がある人がいると嫌な点ばかりをあげつらってしまう私。
それでも恋人たちをみると、いいな~いいなあ~と思ってしまう。
 
うう~~ん・・・。
いやになっちゃう。ホント。