はなすは放つが語源らしい。
橋、端、箸も同じだが、ハには発の意味がある。
おそらく、発声からくるんだと思う。
発声の発でさえそうだし、発には『母胎から飛び出す』という意味があるんだと思う。
派、覇、初、溌、髪、オリジナルの気からにじむ、出てくると言う意味が多い。
離す・話す・放すは、大元から発して成すものの意味だろう。
フランス語で放すはParler。
これについてはPartで考えたのが、Partは大元から離れた何かという事。
speakはs=離れる、pearkはparlerの類似らしい。
これは印欧語族オリジナルだろう。
part, sepalate, party, portion
印欧語はモノや何かをPで表すことが多い。
これもPの発声が意識的にだす言葉だからではないか。
アー、エーは幼児が初期段階に出す言葉で、その次にP音が来る。
これは、ある段階まで知恵や認識が進んだ上で意識してだしている言葉と思える。
生まれたての赤ん坊にはP音は無理。口を引き結んで使う言葉は高度なもの。
そうすると、P音に見るという単語が多い理由が分かる。
spectate, prospect, 他にもあるが、意識的な何かを表すとき、印欧語族はP音を使用しているのではなかと思う。
S音についていうと、友人はS音は歯がないと発声できない言葉だと言っていた。
そうするとS音はさらに進んだ言葉になる。
日本語と英語、フランス語で比べると、S音には感覚を示す言葉が多いように見受けられる。
日本ではオノマトペが多いが、さらさら、皐月、早乙女、触る、障る、鈴、これは神事や感覚に触れた音、風・水の音を表す場合が多い。
英語・フランス語ではsense, sanctuary, scrad, soner, sorrow, など居ることは分かるが見えない、触れない気配について示すことが多い。
印欧語もっと知りたい。辞典などないだろうか。
発声と語源と民族が絡むことはとても多く、人間の根本的なところが見えてとても面白い。
M音ももっと探りたい。